百年蔵木桶製作2025年11月完成予定

弓削多醤油の五十石木桶づくりがはじまりました。

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弓削多醤油の五十石木桶づくりがはじまりました。
2024年春、創業100周年で新たに「百年蔵」を建てた弓削多醤油があらたに木桶をつくります。かねてから推し進めている地元「埼玉テロワール醤油」づくりで、今回の五十石の木桶も弓削多醤油の前を流れる高麗川の上流、隣町の飯能市東吾野の杉林の杉材を伐採しました。この地の杉は、かつては江戸の町をつくり、「西の川(高麗川)から運ばれる」ところから西川材と名付けられています。
杉の伐採をお願いするのは、300年以上この地で森を所有して林業を営む林家(りんか)木楽里の井上さん。木も山も活かすスペシャリストです。
井上さんは数えきれないほどの杉のなかから今回の木桶に適した一本を選び出します。「一本の木ではなくて、ひとつの山という生き物を見ると自然と適した木がわかる」と井上さん。
伐採するときには、倒す木も周辺の木も痛めないように入念な下調べから。倒す方向を誘導する引き綱を張って伐採します。本映像のロング版もこちらからご覧いただけます。
年明けには林から運び出して木桶へと生まれ変わっていきます。弓削多醤油の五十石木桶づくりはシリーズでご紹介予定です。