狸汁 銀次と町子の人情艶話

狸汁 銀次と町子の人情艶話
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柴田 哲孝 (著)
光文社 (2009/11/19)
¥ 1,575
政財界の大物がお忍びで通う「味六屋」。三年ほど前に流れ板の銀次と女房の町子が、麻布十番に小さな料理屋を持った。ある日、料理の腕を見込んで馴染みの政治家から奇妙な注文が入る。接待する客は「人喰い唐玄」の名で知られる右翼の重鎮。はたして銀次はその男を満足させることができるのか…。表題の『狸汁』ほか、『初鰹』、『鯨のたれ』、『九絵尽し』、『鱧落とし』、『鮎うるか』…、読めば口に唾の溜まる極上の短編集。
柴田哲孝先生の「初鰹」に、醤遊王国と吟醸純生しょうゆが実名で登場します。
ぜひ読んでみてください。